JUNのブログ

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活動記録や技術メモ

Macデビューしてから行った設定とか

自分は7年Windows, 2年Linux(Ubuntu) という感じの経歴でPCを触ってきたのですが, 先日遂にMacBook Airを購入し, Macデビューを果たしました.

jun-networks.hatenablog.com

WindowsからUbuntuに乗り換えたときにはショートカットキーや操作感の大きな変更は無く,スムーズに移行できました.

しかし, UbuntuからMacへの移行はめちゃくちゃ大変です(使い始めて1週間くらい経ってやっと少し慣れてきました).

きっと新たにMacユーザーとなるWindowsユーザーの方やLinuxユーザーの方のためにも, 今まで行ったMacの設定や入れたアプリケーションなどを書いておこうと思います.

GUIアプリ

Alfred

www.alfredapp.com

Macにはデフォルトで Spotlight というものがあるのですが, Alfredの方が機能が多く使いやすいです.

自分はまだMacを使い初めて1週間程度なのでまだ課金していませんが, Alfredには近いうちに課金する予定です. (6000円くらいする)

無料版でも軽く使うには十分なので, とりあえずは無料版で良いと思います. 課金で開放される機能を使いたくなったら課金すればいいと思います.

Alfredにはしたほうが良い設定がいくつかあるので, それらの設定へのリンクを下に貼っておきます.

webrandum.net

自分はアクティブなウィンドウの方にAlfredを出現させるようにしています.

webrandum.net

このサイトに書いてある設定はすべてやっておいた方が良いと思います.

Magnet

Magnet

Magnet

  • CrowdCafé
  • Productivity
  • $1.99
apps.apple.com

250円くらいです.

f:id:JUN_NETWORKS:20200506012018p:plain

こんな感じのWindowsだと Windowsキー+矢印キー でやっていたようにウィンドウを左右に配置したりできるようになるアプリケーションです.

これがあると1画面で出来る作業量が増えるので買うのをおすすめします. (というかこれくらいの機能デフォルトで付けといてくれ...)

iTerm2

www.iterm2.com

とりあえずみんな使ってるので入れました.

Macには標準でターミナルが付いているのですが, こちらの方が高機能です.

RunCat

絶対に必要というわけではないですが, 合ったほうがわかりやすいし可愛いので紹介させてください.

RunCat

RunCat

  • Takuto Nakamura
  • ユーティリティ
  • 無料
apps.apple.com

これはCPUの使用率に応じてメニューバーの猫の走る速度が変化するだけのアプリです.

f:id:JUN_NETWORKS:20200506012203p:plain

それだけですが, なかなかに癒やしてくれるのでおすすめです.

Turbo Boost

it-studio.jp

Turbo BoostのON/OFFをいじれます.

CPU温度なども見れます.

Dropbox / Google Drive

DropboxとGoogleDriveにはMacアプリケーションがあるのでそれもインストールしました.

CUIアプリ

Homebrew

brew.sh

Macのパッケージマネージャーです. ubuntuで言うところのaptみたいな感じです.

oh-my-zsh

github.com

Macのデフォルトのシェルはzshなのですが, 自分は前の環境でも oh-my-zsh を使っていたので今回も入れました.

テーマは agnoster です.

設定方法は以下の記事を参考にしました.

www.fran-shushoku.com

キーボード

Macはとにかくキーボードのキーが違い過ぎます.

とりあえず今までWindowsで使ってたCtrlキーはMacではCommandキーということだけ覚えていればなんとかやっていけます.

Google日本語入力

Mac標準搭載のIMEでも良いのですが, Google日本語入力を使っています. 理由は慣れてるからです.

設定

デフォルトでは使いにくいのでいくつか設定をいじっています.

f:id:JUN_NETWORKS:20200506005519p:plain

特に, キーのリピート速度 と リピート入力認識までの時間 は調整しないと入力しているときにかなりストレスがたまります.

f:id:JUN_NETWORKS:20200506005645p:plain

入力ソースはGoogleで統一しています.

HHKBドライバ(HHKBユーザーのみ)

www.pfu.fujitsu.com

HHKBはMacに繋いだだけでも使えますが, ドライバをインストールすることで特殊キーが正しく認識され, 使えるようになります.

Karabiner

神です. これがないとMacでの生活はやっていけません(言い過ぎ).

IME切り替えキーの設定

デフォルトでは全角/半角の切り替えは Control+Option ですが, 人間は現在の入力モードの状態を覚えたくないので, 確実に欲しい入力モードが出るように, 全角/半角 それぞれにキーを割り当てます.

【Mac】USキーボードデビューをした際に行った設定【快適に使う為に】

上記のサイトの設定を行いました.

HHKB用に設定をいじる

自分はHHKBを使っているのですが, 左CmdはFnキーに割り当てているので先程の左右のCmdキーで切り替える方式は使えません. なので, Cmdキーではなく, 左右のOptionキーで切り替えるようにします.

Karabinerの設定ファイルは ~/.config/karabiner/karabiner.json にあります. この設定ファイルの中をいじるとキーをいじることが出来ます.

自分は以下のようにしました.

・
・
・
                    {
                        "description": "Optionキーを単体で押したときに、英数・かなキーを送信する。(左Optionキーは英数、右Optionキーはかな) (rev 3)",
                        "manipulators": [
                            {
                                "from": {
                                    "key_code": "left_alt",
                                    "modifiers": {
                                        "optional": [
                                            "any"
                                        ]
                                    }
                                },
                                "parameters": {
                                    "basic.to_if_held_down_threshold_milliseconds": 100
                                },
                                "to": [
                                    {
                                        "key_code": "left_alt",
                                        "lazy": true
                                    }
                                ],
                                "to_if_alone": [
                                    {
                                        "key_code": "japanese_eisuu"
                                    }
                                ],
                                "to_if_held_down": [
                                    {
                                        "key_code": "left_alt"
                                    }
                                ],
                                "type": "basic"
                            },
                            {
                                "from": {
                                    "key_code": "right_alt",
                                    "modifiers": {
                                        "optional": [
                                            "any"
                                        ]
                                    }
                                },
                                "parameters": {
                                    "basic.to_if_held_down_threshold_milliseconds": 100
                                },
                                "to": [
                                    {
                                        "key_code": "right_alt",
                                        "lazy": true
                                    }
                                ],
                                "to_if_alone": [
                                    {
                                        "key_code": "japanese_kana"
                                    }
                                ],
                                "to_if_held_down": [
                                    {
                                        "key_code": "right_alt"
                                    }
                                ],
                                "type": "basic"
                            }
                        ]
                    }
・
・
・

設定方法は以下の記事を参考にしました.

qiita.com

Home/Endを有効にする (HHKBユーザーのみ)

HHKBには Home/End キーがあるのですが, Macでは使えません.

mobile9.jp.net

上記の記事通りに設定することで使えるようになります.

PrintScreenキーを有効にする (HHKBユーザーのみ)

自分はこの記事もそうですが, スクショをクリップボードに貼り付けて利用することが多々あるのですが, Macのスクショをクリップボードに貼り付けるのショートカットキーは cmd + ctrl + shift + 4 という頭わるわる〜なキーで, せっかくHHKB使ってるので, HHKBのScreenshotキーで範囲指定&クリップボードにコピーを出来るようにします.

設定方法は先程のHome/Endの設定とほとんど同じで, 違う点としては, 追加するルールの名前が PC-Style Screenshot to Clipboard (PrintScreen to select) という点です.

感想

この記事は新たに設定したものが増えたりすれば書き足していく予定です.

さて, 記事を書いた感想ですが, とにかく, MacWindowsUbuntuと操作感が違いすぎて慣れるのはかなり大変です.

今まで意識せずにできていたことがほとんど出来なくなったので, しばらくは苦労しそうです.

Ctrlキーを上手く使いこなすと作業効率が上がるらしいですが, そのレベルにはまだ達していないので, とりあえずはマウスやトラックパッドを使わず, キーボードだけでほぼすべての動作が出来るくらいを目指します.

Macは基本的に拡張するときにアプリを買ったりすることが多く, 買ってからも随分とお金がかかります...

MacBookAir を買った

今年度発売されたMacBookAir 2020 を買いました.

f:id:JUN_NETWORKS:20200421001352p:plain

Macです.

スペックは以下のような感じです.

f:id:JUN_NETWORKS:20200421003105p:plain

今このMacBookAirからブログを書いていますが全然慣れません。

私は Windows(6年) -> Ubuntu(2年) -> Mac(New!) という感じのPC歴で,WIndowsからUbuntuへの移行はキー操作などもほとんど変わることなくスムーズに移行できたのですが,Ubuntu -> Mac はきついっす... 操作全然わからん...PC初心者のころを思い出します.

今まではThinkPad X1Carbon を使っていて,実はさほど困っていなかったのですが,最近フロントエンドの方にも興味が湧いてて,iOSアプリケーションの開発をしたいなっていうのと,身の回りの製品をAppleで揃えるのが一番QoLが高いのではないのかと思い始めた と2つくらい理由があります.

MacBookAirはマジックキーボードになってかなり評判良かったようで,自分も今この記事を書きながら打っていますが,前のバタフライよりは良いと思います.

まぁHHKBの方が良いですが.

MacBookAir個人的には指紋認証がついているのと,ファンクションキーがきちんとついているのがかなりポイント高いです.自分は顔認証より圧倒的に指紋認証派なので指紋認証でログインできるのはかなり良いです.

あと,Macはやっぱり画面が綺麗ですね.それに加えて,ヌルヌル動くOSがとても良いです.

しかし,MacBookAir がUSB Cしか搭載していないの知らなかったのでHHKBが使えません.これはしばらくはレミちゃん(ThinkPadの名前)のお世話になりそうです.

というかまたショートカットキー覚えなおしか...

「自分を操る超集中力」を読んだ.

「自分を操る超集中力」を読んだので感想とメモ

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

感想

集中力の正体とは「ウィルパワー」であり, そのウィルパワーとは意思決定や集中するたびに消費されるので, 日々の生活の中で,このウィルパワーをどのように節約したり, 増やしたりするか という感じの内容だった.

ウィルパワーの説明などを聞いたが自分自身実際にそのウィルパワーは有限だとか無くなれば集中できないとか聞いても正直イマイチ思いあたる節はあまりなく, その点においてはあまり共感できなかった.

ウィルパワー云々はともかく, 集中するためにどうするかという話には実際に生活に取り入れると効果がありそうなものもかなりあり, 実際ここ1,2日やってみたがその効果は少しは感じているので, 自分が取り入れたいと思ったものを取り入れて,人生を少し良くするような読み方が良いと思う.

かなり多くの集中するための方法や考え方などを紹介しているが, 実際に紹介されているすべてを実践するのは困難だと思うので, 先程も言ったように取り入れられそうなものから取り入れていって, 実際に効果を感じたら続ければ良いと思う.

個人的メモ

  • ノートなどを開きっぱなしで机に置くなどして, 作業開始のときにウィルパワーを使わずにスムーズに作業を再開する.

  • 部屋や机に無駄なものを置かない. 部屋が散らかっていると意識が散漫として集中力が長続きしない. 部屋や机はキレイにする習慣を作る.

    リラックスできるものや気をそらすものが置いてあると集中力が逃げてしまう.

    集中したいモノ以外を排除すると人間はそれにだけ意識が向くので自然と集中できる.

  • スマホなどの集中力をうばうものは, 集中力を発揮したい時には電源を切って引き出しにしまってしまう. 机に置いているだけで集中力が奪われる. 電源が消せない場合にはマナーモードなどをONにして引き出しの奥の方などにしまっておく.

  • 25分集中して5分休憩するようなサイクルを作る. その5分の休憩は脳を使わない瞑想や散歩などを行う.

  • 朝早めに起きて大事なことは午前中に行う.

  • 朝やるべき習慣は15分の運動やストレッチ, そして朝スッキリした状態でその日1日の予定を立てること

  • アドラー心理学でも行っていたが, 「今」に集中し, 「今この時」だけに集中することで最大限のパワーを発揮できる. 先のことや過去のことは集中するときには考えない.

  • 発展編だが, ウルトラディアンリズムで90分集中と20分休憩を繰り返すのを身につけることができればとても良い.

  • やりたいことの管理はIDBメソッドで管理する.

setsuyaku.ceo

  • 1日ごとに目標を設定するのではなく,1週間単位で目標を設定する.1週間のうち2日は目標達成への調整(緩衝材)として使う. こうすることで1日ずつだと達成できなかったときにガッカリしてしまうが, 1週間ならポジティブな気持ちで明日は多めに頑張ろうと思える.

  • 無自覚でやってる怠けより, 自覚した怠けを意識的に行うことで無意識の怠けを無くす.

N予備校 「プログラミング入門 Webアプリ」を修了した.

タイトルにもあるとおり, N予備校の 「プログラミング入門 Webアプリコース」を修了しましたので, 完走した感想を書きたいと思います.

プログラミング入門 Webアプリコース とは


まずはじめに, 今回終了したN予備校の「プログラミング入門 Webアプリコース」(長いので以下 入門コース と略します) がどんなコースなのかというのは, N予備校公式サイトから引用すると,

完全な未経験者向けのプログラミング入門講座です。 JavaScriptというプログラミング言語でセキュリティ上の問題のないWebサービスが開発できるようになります。他にも数値集計プログラム、Slackのボットなどを作成しながら、エディタやLinuxの開発環境などの基礎知識を身につけます。なお学習にはPCが必要です。

www.nnn.ed.nico

とのことらしいです.

他にも 「大規模Webアプリコース」 や 「スマートフォンアプリコース」などもあり, N予備校公式ページではプログラミング経験者は入門コースを飛ばして, 先程紹介した他のコースから始めてみよう 的なことが書いてありました.

自分は一応プログラミングは3年半くらいは独学でやってきたので, 入門コースを飛ばそうかと思いましたが, カリキュラムを見た感じ自分が知らなさそうなこともあったので, とりあえずやってみようということで入門コースを始めました. (この選択が大正解になったわけですがそれは後ほど)

コースの内容的にはChromeのインストールから始まり, 最後はGitHubログインを組み込んだ予定管理アプリを作成するところまででした. (このあとに付録がありますが, これはまだやってないです.)

最後のプロジェクトで作ったもの

sheltered-temple-97492.herokuapp.com

完走した感想


とにかく 最高 でした.

教える順番, 情報の取捨, 概念から具体への持って行き方, 新たな概念や知識を教えるタイミング, 全体を通して身につけることができる技能, etc... これらすべてにおいて 最高 で, 100点満点中1017点付けたいくらい良かったです.

一言で表すなら

体系的に学べて実践的なプログラミング教材の最高峰

と言い表したいと思います.

私の場合だと, 今まで独学で必要なときや勉強したいときにその技術を勉強して, 全体的にぼんやりとは理解しているけれど, 必要なものを食いつまんで勉強していただけなので, 今まで必要になったことがあれば知っているけど, 必要になったことがないものは知らない みたいな状態でした. なので, 私はここ数年ずっっっっっと体系的に学べる教材や場が欲しかったです.

この願いに対してN予備校のプログラミングコースはまさに私が求めていた理想のものでした.

一応私は経験者ですので, 半分くらいはすでに既知のものでした. しかし, 今まで必要にならなかったが故に勉強していなかったり, ライブラリに任せて実際の中身を理解していないことを多く知れました. そして, 入門コースを終えた時点では今までそれぞれ点だったものが点と点とが繋がり線になり, それぞれの技術の関係性や役割を理解できました. 私の望んだ体系的な知識というものを会得できました. コースをやっていけばいくほど頭の中にある今まで積み重ねてきた知識がどんどん繋がっていく感覚はまさに感動を覚えました.

N予備校の入門コースの「身につくスキル」には

「一般的なWeb企業においてアルバイトやインターンできるだけの実力が身につく。」

N予備校 プログラミングコース

と書いており, 実際に始める前は ホンマか〜?? って思いましたが, これは本当でした.

もし, 今友人に「プログラミング始めたいんだけど, おすすめの教材やスクールある?」って聞かれたら1つの迷いもなく「N予備校したらいいよ」って答えるでしょう(実際最近質問されてそう答えてる)

初心者はもちろんですが, 私のように独学で必要なときに食いつまんで勉強してきて, そろそろ体系的に学びたいという人にとっても最高の教材だと思います.

全体を通した感想は以上です. 以下に個人的に感動を覚えたパートを書いたので興味があれば見てください(順番はバラバラです).

  • 計算量: まさか入門コースで計算量の概念を出してくるとは思っていなかったのでびっくりしました. 確かフィボナッチ数列再帰で生成するのをメモ化再起で計算量を減らすみたいな内容だった気がします. 計算量という概念はコードを書く上で非常に重要ですが, 多くのプログラミング入門書や教材には書いていないと思います. (自分もアルゴリズムの勉強始めてから知った). しかし, N予備校では入門コースの割と最初の方で紹介しており, その説明が本当にわかりやすく, さらに実際に計算量の改善を経験することで, 計算量がいかに重要かというのを理解できるようになっていました. これには思わず「すげぇ」と声が出てしまいました.
  • Webpack: これは自分が今まで調べても, なんだか詳しく書かれすぎていてずっと理解できずに放置していたのですが, 入門コースで「JSファイルなどを1つにまとめるもの」という説明をしてくれて一発でわかりました. この「技術をどのくらいの詳しさで説明するか」といのは難しく, 細かく正確に説明するとわけわからんし, だからといって大雑把に説明すると正しく説明できなくなってしまったりするわけで, その点 N予備校 での説明は絶妙な塩梅で素晴らしかったです.
  • 開発環境: 第2章以降ではvagrantubuntuを立ち上げて, その上で開発していくわけですが, これは合理的でとても賢いやり方だと思いました. Macならともかく, Windowsでのプログラミングは環境的にあまり快適とは言えない(個人の感想です)し, 問題ないとしても これから教材を進めていくにあたり本格的な開発に入る前に環境の差異は解消すべき問題です. そこで第2章の最初でLinuxの説明と必要性を説明し, vagrantの設定を行い, 開発環境をubuntuで統一することでこの問題に完璧なアプローチを行っていました. 開発環境は統一できるし,受講者はLinux環境とCUI環境に慣れることができるしまさに一石二鳥って感じです.
  • 要件定義からデプロイ: 多くの入門書や解説書では技術の解説や本に従って進めていくとWebアプリなどの目に見える成果物が得られます. しかし, じゃあ実際に自分の作りたいものを作るという段階になると, 実際にどういう手順で何に考慮し, 何をするべきかというのがわからなくなります.(自分もこのコースをやるまでは行き当たりばったりで開発してました.) しかし, このコース内では要件定義から始まり, コードの大まかな設計, DBの設計, セキュリティ対策, デプロイ, など実際に自分で作成したいものがあるときに応用できる発案から開発の流れが習得できるようになるようになっていました.
  • ライブラリを使わずに開発する: 最初はライブラリを使わず, 素のHTML, CSS, JSでサイトを作成し, セキュリティ対策なども行います. 素のJSなどを使っているのでもちろん結構大変なのですが, 仕組みと大変さを知った後に ライブラリが出てきました. そこで, 実際に自分たちが今まで書いてきたものがライブラリを使うとこんなに楽にかける. ライブラリを使うと楽に実装できるが, 内部の処理は知っておく必要がある. と言った説明をしていました.
  • HTTP通信, TCP/IP: ネットワーク関連の説明に関しても秀逸でした. TCP/IP参照モデルの説明を細かく詳細にはせず, 必要なところやエンジニアとして常識として知っておいた方が良いことを選んでわかりやすく説明してくれました. また, これに限ったことではありませんが, このコースでは多くの技術について説明しているのですがそれら全てに手を動かす内容が含まれているのは素晴らしいと思いました. 私が思うに, テキストだけで知識を得ても記憶に残りにくく, 実際に自分で手を動かすのが重要だと考えています. このコースではまさに手を動かして学ぶことができたので楽しく学べ理解できました.
  • セキュリティ対策: 実際にWebアプリに関数有名な脆弱性への対策を行いました. それら脆弱性がどのようなものか, どのように攻撃され, どのような被害が発生するか, どのように脆弱性への対策を取るか が説明されており, これは非常にわかりやすく, 実際に自分でWebアプリを作成する際にも活かすことのできる素晴らしい内容だと思いました.
  • テスト: このコースをやるとわかりますが, このコースの後半ではテストをバンバン書きます. 自分はテストは必要になるか技術バイトなどをしないとなかなか知ることがないし, 知ったとしても実際にテストを書く習慣はなかなか身につかないと思っています. しかし, このコースでは当たり前のように新しいハンドラーを実装するとその後直ぐにテストも書きます. これによりテストを書くことが当たり前になり, 自然に技術的負債の少ない保守性のコードが書けるようになりそうです. テスティングフレームワークを使ってガッツリテストを書いていくのは第5章の「実践サーバーサイドプログラミング」という章なのですが, まさに「実践」でした.
  • WebSocket: WebSocketについてはなんとなく知っていましたし, Node.jsで昔書いたことが少しあるのですが, 実際にどういう仕組みで動いているのかは知りませんでした. このコースではWebSocketの説明から使用用途, オンラインゲームではUDPが多く使われていてそれはなぜか など私がぼんやりとしか知らなかったWebSocketについて少なくとも言語化できるくらいには理解できました.
  • CI(継続的インテグレーション): これもびっくりしました. まさか入門コースでCIを扱うとは思っていなかったです. このコースでは CircleCI を使ってCIを行いました. 私自身そろそろCI/CDに触れようと思っていたのでこのコースで説明,実践してくれて本当に助かりました. おかげで随分とCI/CDに対する心理的負担が下がりました.

完走した感想を書いた感想


N予備校のプログラミングコースが良いらしいという噂は聞いてましたが, まさかこんなにも良いとは思ってもいませんでした.

N高生はこの完成度の高い教材を使ってプログラミングを勉強し, その上で他の生徒とコミュニケーションを取っているならば, それは最高のコミュニティだと思います.

このコースは入門コースということで, N予備校のHPでは 経験者はこのコースを飛ばして大規模Webアプリケーションなどの別のコースから始めよう 的なことが書いてありましたが, CS学部を出て仕事でコードを書きまくってる人など以外は入門コースからやるべきだと思います. もし, その文言を真に受けてこの入門コースを飛ばしているなら本当に勿体無いと思います. 私自身本当にこの入門コースを受講し修了して良かったと心の底から思います.

N予備校は新型コロナでの無料公開がきっかけで始めたのですが, 本当に素晴らしいです. これからも契約していきたいと思います.

N予備校のおかげで多くのことを学べましたし, これからも多くのことを学びたいと思っています.

N予備校のわかりやすく素晴らしい教材を作った方々に感謝です.

とりあえず次は「大規模Webアプリコース」しようかなぁ.

では, 今日はこの辺で. ではでは〜👋

「幸せになる勇気」を読んだ.

前読んだ「嫌われる勇気」の続編である「幸せになる勇気」を読んだので感想とポエム的なサムシングを.

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

前作の感想は以下のリンクから

jun-networks.hatenablog.com

今作について

今作も前作と同じく, 青年と哲人の対話形式で物語は進んでいきます. ただし, 場面としては, 前作で青年が哲人の書斎を訪れてから3年後, 青年は中学校教師として教育の現場にアドラー心理学を持ち込み, 理想の教育論を目指して生徒たちを教育していたが, 上手くいかず, アドラー心理学が現実では通用しない空論の哲学であるとして哲人の元を訪ね, 哲人に「アドラー心理学は現実では通用しない. だからもう他人に伝えて他人を不幸にするのはやめろ」といったことを言い, そこから始まります.

前作がアドラー心理学の核となる概念を話していたのに対して, 今作はアドラー心理学の核を理解した上で, じゃあ実際にどのように現実世界での我々の社会生活に取り入れるのかといった内容となっています.

感想

前作, 今作とこのシリーズを読みましたが, 最終的な自分の結論は 「取り入れそうなところだけ取り入れよう」というものです.

アドラー心理学 は 常識へのアンチテーゼ という側面があるということは前作でも語られていたとおりです. 勿論, 「これは良いな, 自らのライフスタイルに取り入れたいな」 と思うものもあれば 「いや, 流石にこれは無茶苦茶だろ」というのもあったり, 「いや, 自分には当てはまらないな」というところもありました. 勿論, 自分がアドラー心理学を完全に理解しきれていないからというのもあるのでしょうが, 自分の感覚が受け付けない生き方を無理やり自分の人生にねじ込んで生きづらくなっては本末転倒なので, 自分が良いと思ったものだけ取り入れるようにしたいというのが結論です.

おまけ

今回はAudibleという音声形式で本を読む(聞く)サービスを使い, 音声で本書を聞きました.

Audibleを使ってみた感想ですが, 自分には正直合いませんでした.

というのも, 自分は今読んでいる箇所よりまえの内容を全て完璧に覚えている訳では無いので, ちょくちょく前の方を読み直したりするのですが, それが音声だととてつもなくやりづらいです. それにより, 内容への理解が今回は薄かったように感じました.

また, 音声形式だとやはりキリが良いところから再開するというのが難しかったです. というのも, 音声ファイルは1章ごとに別れているので, 1節前から読み直すということが大変難しく, 少しモヤモヤしながら聞き始めたりしてました.

また, Audible のような音声形式で本を読むメリットとして, 家事や運動をしながら聞けるというのがあると思うのですが, 自分は基本的に引きこもってPCの前に座っている時間が多いのであまりメリットを享受出来ませんでした. 逆に言えば, このメリットが享受出来る人間は使ってみてもいいと思います.

また, 私はこうやって読んだ本のアウトプット(記事を書くなど)などを行うのですが, その際に細かいところまでは覚えていなかったりするので, 見返すことがあるわけです. その際に思い出し,記憶が定着するわけですが, 音声形式だとそれが出来ないので大変でした. (なのでこの記事は短いです)

これは完全に自分の好みの話なのですが, やはり自分は活字を読むほうが好きだと感じました.

Amazonの書籍系のサービスだと, 自分はAudibleよりKindle unlimited のほうが向いている気がするので, 気が向いたらそれも試して見ようかなと思います.

スキャンピーで持ってる本を電子書籍化した.

今まで「電子書籍なんて字が小さいし, 眼が痛くなるしで無理だわ.」 と電子書籍否定派だった私だが, 最近iPadを手に入れて, 電子書籍を読んでみたら世界が一変した.

眼が痛くないし, 字も大きいし, なんならズームしてもっと大きく出来るし, 持ち運びやすいし, いつでも端末さえあれば読めるし, 最高か?????????????

今にして思えば, 電子書籍とはスマホの小さい画面で読むものではなく, タブレットの大きな画面で読むものだったんだなぁ...

まぁ, それはともかくとして, こうして電子書籍の素晴らしさに気づいたのだ.

そして, ここで1つ願望が出てくる.

自分の持っている本を電子書籍化してぇ...

もし今手持ちにある本を電子書籍化出来たならば, 毎回移動の度にスーツケースに本を入れる必要はないし, 読もうと思ったら実家に置いてきてしまった ということもないし, 移動中に読みたいと思ったらすぐに読めるし, でこれはメリット尽くしでやるしかない.

こうして, 手持ちの物理本を電子書籍化(自炊)することに決めた俺は Google先生に聞いてみた.

どうやら物理本を電子書籍化(自炊)するには2つの道があるらしく

  1. 自分で自炊する
  2. 自炊代行業者に頼む

1.の "自分で自炊する" というのは自炊を行うための断裁機とスキャナーを買って自分で自炊を行うということ. それらの機械はうん万円するらしいし自炊する本はそんなに多くないので却下. 自炊したい本が大量にあるなら良いかも. 自分は30冊程度なので無し.

なので, 2."自炊代行業者に頼む" にすることにした.

今回は調べた感じ一番評価の良さそうな スキャンピーに頼むことにした.

今回は以下のような内容で自炊を依頼した.

  • バリューパック
    これは21冊以上依頼する場合に使えるオプションで, フルカラースキャン, OCR処理が無料付いてくる. さらに, ページ数によって料金が変動しない. という感じのオプション.
    自分は最初は18冊自炊を依頼するつもりだったが, 18冊自炊(+オプション)よりバリューパックの方が安かったため無理やり21冊用意して依頼した.
  • 特急便なし
    優先的に作業を行い, 2日以内で納品するオプション. 料金は 100円/1冊.
    今回は別に急いでいなかったので付けなかった.
  • 電子書籍端末最適化なし
    kindle paperwhite とか iphone に最適化したPDFを元PDFデータと一緒に納品してくれるらしい. iPadで読むので必要なし.
  • JPG化オプションなし
    JPG形式で1冊ごとにzipファイルにまとめてくれるらしい. PDFだけで良いのでなし.

上記の内容で 2月17日に依頼して, 3月16日に納品された. だいたい1ヶ月くらい.
私は別に電子書籍化を急いでいなかったので問題ないが, 1ヶ月も待てなくて, 予算が許すなら特急便オプション付けても良いと思う.

お値段は税込み4851円でした.

そして, 一番大事な出来上がりの結果は以下のような感じ

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表紙

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中身

かなり良いんじゃないのでしょうか

個人的にはかなり満足しています.

あと, ファイル名が本のタイトルになっているのが地味に嬉しい.

OCR処理も上手く出来ています.

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ファイル内検索

ただ, やはり電子書籍として買ったものに自炊は勝てなくて, 画質が綺麗だとか, 文字の埋め込みが完璧とかいくつかあるのですが, 個人的にはインデックスの関連付けの有無が大きい気がします.

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自炊した本

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電子書籍(PDF)で購入した本

gihyo.jp

見てわかるとおり, インデックスの関連付けが自炊した本ではされていませんが, 電子書籍として購入した本にはされています.

まぁ, これは仕方ないですし, ページ数で飛べばいいのでさほど問題ありません.

感想

今回初めて自炊というものをしてみましたが, 期待以上でした.

今まで, 外出中やカフェで作業している時に, 「あの本に書いてあったな...あっ, 本家に置いてきたんだった」という経験が何度もあるので, 全ての本をタブレット1つで自由に持ち運べて閲覧出来るというのは革命のようなものです.

あと数回は自炊する予定なので, 多分またスキャンピーさんを使うんじゃないかな.

では今日はこのへんで. 良い電子書籍ライフを〜.

Flameshot のテキスト書き込みをUbuntu18.04で使う

FlameshotというLinux向けのスクリーンショットソフトがあります(Windowsも使えるらしい).

github.com

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サンプルGIF

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こんな感じでスクショ+加工が出来る.

はい. 大変素晴らしいソフトウェアでございます.

ただ, 1つだけ不満があります.

Ubuntu18.04でデフォルトでインストールされるバージョン 0.5.1 では, テキストを書き込む機能がありません!

テキスト書き込み機能は 6.0.0 以降のバージョンでは実装されています.

気にならない人には気にならないんでしょうけど, 自分はテキスト書き込み機能が使いたかったので, なんとかして 6.0.0 をUbuntu18.04へインストールする方法を探しました.

探したらありました.

github.com

Do you know if 0.6.x will be released for bionic beaver on the official ubuntu repo? As mentioned I see I can download a .deb from the Opensuse repo that is 0.6.0 👍

つまり, openSUSE のサイトから 6.0.0 の .deb ファイルをダウンロード出来るみたいですね.

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README.md 内の Installation の中にopenSUSEへのリンクがありました.

で, このページに飛んで,

下の方に Ubuntu18.04 の記載があります.

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Show community packages をクリック

飛んだ先のページで, Ubuntu -> Grab binary packages directly -> Packages for xUbuntu 18.04 と見ていくと, 18.04 用の .deb ファイルがある.

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.debのダウンロードリンクがある

後は ダウンロードした .deb ファイルから flameshot をインストールすればOK

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感想

flameshot 便利です.

ただ, テキストの字の大きさとか 矢印の線の太さとかが変えれないので, 変えれるようにしてほしいかな.

マウスホイールで大きく出来ました.

github.com

だれか設定方法知ってたら教えて

そして, flameshotよりもっと良いソフトあるよ! っていう人はそれも教えてです(他力本願寺)

では, 今日はこのへんで. またの〜 (´∀`)