読んだ本
「りあクト! TypeScriptで始めるつらくないReact開発 第3版」を読んだのでそれの読書感想文です.
感想
大変素晴らしいReactの本でした.
ES6以降のJSの文法から始まり, 環境構築, Reactで重視されている関数型プログラミングの考え方, TypeScriptの文法, Linterなどのコード整形ツール, Reactとその他フレームワークの歴史, Hooksとこれから登場する新機能について, etc...
はい. 最高でした. Reactをこんなにも詳細にわかりやすく具体的に歴史や経緯, 周辺技術も含め説明している本やサイトはなかなかないと思います.
自分は普段業務で特に意識せず React を TypeScript で書いていたのですが, この本を読んでから, しっかりReactの内部の動作やコンポーネント設計を意識してコードを書けるようになったように思えます. Reactの思想や大事にしていることなども知れたので, React公式ドキュメントを読んだときの理解度も上がったような気がします.
React自体に関しても, 2年前インターンシップで触った時はHooksなどは無くクラスベースで書いていて, 副作用処理もReduxを使っていたりして挫折したものですが, 最近はHooksやContextProviderなどを使って関数コンポーネントで書けるようになってるのでかなりわかりやすくなっていて良いですね. (まぁこの本読めばクラスベースでも書けるようになりますけどね)
ReactはVueのテンプレートベースのフレームワークではなく, コンポーネントベースなのでテンプレートベースのフレームワークと同じように書くことはあまり良くありません. しかし, それを教えてくれる人やサイトはあまり無いように感じます. そういった意味ではこの本は貴重な本と言えます.
ReactはVueなどに比べて敷居が高いですが, この本を読めばかなり敷居は下がると思います. React初めたい人におすすめの本やサイト教えてって言われたらとりあえずこの本のリンクを送っておけばいいと思います.
Reactを書く多くの人にとって何かしらの学びがある本だと思うのでとてもおすすめです.
では今日はこのへんで. ではでは〜👋